さて約束を守る時間が来ました。
書くべきではないことを書く時間です。
ブロマガ運営者様、およびカドカワ株式会社様にはご迷惑をおかけしますが、お許しください。
端的に書きます。
タモリは存在しません。
この世の中に、タモリという男はずっと存在していません。
その事実に気づいた人間がひとりだけいます。
大槻ケンヂさんです。
彼は大衆の前でこう演説しました。
「タモリは存在しない!集団幻想だ!」と。
話は変わりますが・・・。
いわゆる世界線という言葉があります。
複数の世界が並行して存在する、パラレルワールド。
アニメや漫画ですっかりお馴染みですね。
世界線やパラレルワールドは、架空の概念ではないのです。
現実に、あります。
今、この瞬間も、複数の世界線が動いています。
ちょっと実験をしてみましょう。
大槻ケンヂさんが「タモリは存在しない」と叫んだ演説の記憶、あなたにはありますか?無いですか?
全人類は真っ二つに分かれるでしょう。
「演説の記憶がある」と「記憶は無い」に。
大槻ケンヂさんが演説をした世界線と、していない世界線、二つが同時並行して存在している証拠です。
大半の方は「記憶は無い」と答えるでしょう。
「記憶はある」は少数派です。ごくごく少数です。
「記憶がある人」と「記憶が無い人」が交わることは、ほぼありません。
よって「パラレルワールドが存在している」と自覚を持つ人も少ないでしょう。
演説によって分岐する並行世界の先に、「タモリは存在しているか」「していないか」があります。
私は冒頭で「タモリは存在しない」と書きました。
そうとしか書けないからです。
本来であれば「存在している世界と」「存在していな世界がある」と書かなければなりません。
しかし、そうは書けないのです。
正確な言い方をするならば、「タモリは存在している」と書いても読者は読めない、ということです。
あなたが今読めるのは「タモリは存在しない」という文章だけです。
思わせぶりな言い方で申し訳ございません。
本日書けるのは、ここまでです。
なお、コメント欄に何かを書いたら、あなたも事象に巻き込まれます。くれぐれも自己責任でお願いいたします。