映画監督募集!【エッフェル塔の上から女の子がヨダレ垂らして地上の女の子が飲む話】

同性愛者のA子とB子には夢がありました。「A子がエッフェル塔の上からヨダレを垂らしてB子がそれを飲む」です。もちろんジョークです。本気では考えていません。
ある日、身内だけしか見ていないフォロワー10人程度のTwitterに、A子はヨダレの件を書きました。身内だけのジョークのつもりで書いたのです。

 

ところがフランス在住のカメラマンが偶然そのツイートを見て、「ぜひやろう!映像に残そう!」と提案してきました。

 

A子とB子は本気にせず、軽く対応していました。

しかし話がどんどん大きくなっていきます。
「映像制作に協力したい!」「エッフェル塔の許可取り協力するよ!」

 

ついにはテレビ局までが名乗りを上げ、スポンサーまで現れます。
国際的な話題となりました。

A子とB子は「単なるジョーク乗り気では無い」と説明しても、どんどん話が大きくなっていきます。

 

やがて、
エッフェル塔でヨダレなど不謹慎だ!」「衛生上の問題がある!」「気持ち悪いからやめろ!」と批判的な意見が続出し、大炎上してしまいます。

 

A子とB子は騒動を収めるため、謝罪ツイートをしました。
騒動に巻き込まれただけで謝る必要は無いのですが。
あまりにも炎上が激しいので謝罪ツイートしました。

 

これで一件落着かと思いきや・・・

「謝罪の必要は無い!」「LGBTの差別だ!」という声が出てきます。
その矛先はA子とB子にも向かいます。

 

LGBT理解のためにヨダレを実行すべきだ!」「差別に負けるな!」「闘え!LGBTの未来のために闘え!ヨダレを垂らせ!」

 

A子とB子は困り果てます。
精神的にも疲れ、二人は破局Twitterも閉じ、それぞれの人生を歩みます。

 

日々の生活を過ごすうちに、二人は「私は私である」と強く思い始めます。

 

同性愛者である前にB子が好き。
LGBT権利云々よりも単純にA子と一緒にいたい。

 

私は私、自分は自分。
他人の目線を完全無視できるほど強くはないけれど・・・
迷いつつ、悩みつつ、自分を大切にして生きたい。

 

自分の生き様を貫く覚悟をした二人は、再びひかれ合い、よりを戻します。

 

数年後。

 

A子とB子はフランスに飛び、エッフェル塔に行きます。
数年前の騒動を懐かしむ二人。

 

エッフェル塔を見上げながら、二人の脳内で「A子がエッフェル塔の上からヨダレ垂らしてB子がそれを飲む」が実行されます。
想像の中で、長年の夢を実行するのです。

 

このヨダレシーンが、映画のキモです。
詩的にエロチックに水彩画のように美しく。
100年後も評価される徹底的な映像美を目指します。

 

ヨダレが上から下に落ちてくる過程は、様々なことを象徴します。
・二人の想い
・それぞれの人生
・愛情
・友情
などなど。

 

妄想の中でヨダレを実行したあと、現実に戻ります。
二人は手をつなぎ、エッフェル塔をあとにします。

 

最後は歩きがながらフレンチキスをして、映画は終わります。

 

日仏共同制作の予定です。
フランス観光開発機構の全面協力を得る予定です。

 

協力して頂ける映画監督さんを募集します。
条件はただ1つ。
「ヨダレのシーンを美しく撮れる監督」です。
ご応募お待ちしております!!

 

既にあるアイデアだったらこの企画は中止です(笑)
既存作品で似たようなものがあれば教えてください。

弊社では複数のIPでクリエイターを募集中です!詳細は↓↓↓↓

supon777.hatenablog.com

*過去にTwitterやnoteに投稿したものを自主転載しています。